旧盆ウークイの翌日はヌーバレー。市内各地で。

旧盆3日目、ご先祖様をお送りした翌日は、地域の繁栄とともに、身寄りのない無縁仏を地域で供養する「ヌーバレー」という行事が市内各地で行われます。

安座真区では毎年恒例「長者の大主」で幕開け。そして今年は、17年ぶりに「忠臣 護佐丸」の一部が復活しました。大城全信区長は「平成13年の知念村まつりで公演して以来。まだ一部分ですが、2〜3年かけて全編を仕上げていきたい」と抱負を語りました。

安座真ヌーバレー 安座真ヌーバレー

久手堅ヌーバレーは伝統芸能にこだわらず、子どもから高齢者まで出演する自由な演目が特徴です(区長さんはバケツを叩き出す!)。一方で東京・国立劇場でも公演した「鏡の割」という地域に伝わる組踊など、格式の高い演目もしっかりあって見応え十分。

久手堅ヌーバレー 久手堅ヌーバレー

久手堅ヌーバレー 久手堅ヌーバレー

知名区はもっとも規模の大きなヌーバレー。30近い演目を特設ステージで披露します。中でも人気が「胡蝶の舞」。若者がコサックダンスさながら中腰で舞う面白みのある踊りに、「がんばれー!」の声援がおばあちゃんたちから飛び出します。最後は花笠が美しい「仲里節」で優雅に終演。無縁仏様も癒されたことでしょう。

知名ヌーバレー 知名ヌーバレー

知名ヌーバレー 知名ヌーバレー

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